うるとら邸

うるとら邸

2003.01

東京都足立区、その昔は田圃だった地域にあります。
この住宅の要望は「木造軸組」「土間」などでした。1階は中庭を介し、書斎とキッチン・座敷が分かれています。中庭に面する壁は全面ガラスおよび引きこみの建具となっており、外部と内部が一体となることを意図しています。この中庭はポーチであり、廊下でもあります。1階のトイレもこの中庭から入ります。
構造骨組みは建て主の強い希望により、一般流通材ではない太い材料を、伝統的な仕口・継ぎ手によって組み立てています。 キッチン天板は鉄。12ミリ厚さの鉄板を折り曲げて天板としています。キッチン全体はたとぱに吉川さん。
ポスト・引き戸の引き手は木製。これらは匙・お盆などを主に作っている木工家酒井あつし氏に頼みました。
また、建て主&助っ人による自力施工も満載。
写真一部:畑 耕/チルチンびと


構造:江尻憲泰() 施工:幹建設
キッチン:
鉄のキッチン:
ポスト・引き手: