2015.10
山梨県北杜市の専用住宅。
森の中の家です。
八ヶ岳の南麓、標高およそ1200m。緩い南斜面の計画地。
寒冷地ですが日照は確保されているため、その太陽直射光を精一杯受け止めることのできる東西に長い建物としました。
2棟に分かれているのは、自営業である建て主の仕事場とゲストルームのため。
また、主暖房源として薪ストーブを設置していますが、その暖気を建物の隅まで届けるための水回り上部にロフトを設置、そこを介して暖気はぐるぐる回るように計画しました。
材料はカタログから選ぶような物はほとんどありません。外壁は敷地内で伐採したカラマツ。建て主施工による鉄平石は採石場から入手。カラマツは製材所で製材、片側耳付きのまま無塗装で張っています。鉄平石は「商品にならない」物を安価で。石の厚みは不揃いのまま、それら不揃いの物は、均一さにはない豊かさを表しているように思います。
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また、今回は自分で使うを除き、新築建物としては初めて施工も担当しています。
各業者を手配し、コストを調整し、作業のスケジュールの調整、自分自身での施工も。
今回、基礎工事業者からの提案で基礎の形状が現場に入ってから大きく変わりました。施工も簡易になり他にも良い部分が沢山出てきました。これらは設計だけの場合は変更が難しかったろうと思います。
現場を進めながらよりよい方向へ簡単に判断することができる。特に山下は「なんでも屋」なので職種を横断するような施工の採用が容易。
ただ、良い施工をするためにも「予算の確保」がとても大事な事が分かりました。
（設計施工のことはいつか別のところで詳しく書きます。）
施工：プランプラン！
なので職人リスト
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